Values2021通常号
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4仕事できてると感じる事の方が多いです。男性の懐の広さがなかったら、無理だなぁって思う部分のほうが多いので、男性社会に合わせているみたいな感覚ではなく、受け入れてもらって来たという感覚ですね。理事長:学生のご意見もお聞きしたいのですが、鎌田さんはどうですか?鎌田:男性の社会に女性が入っていくとかは、自分はまったく感じません。今のアルバイト先(アパレル)はかなり女性が多く、実感としては男性社会っていう感じは自分の周りではありません。理事長:及川さんは飲食店でアルバイトされてるということだったんですがどう思われますか?及川:なんか男性優遇みたいなイメージはちょっとありますね。仕事はキッチンとホールとで分かれてるんですけど、キッチンは設計上男性に有利な作りに感じます。例えば高いところに物を置けるようになっていると女性ではちょっと取りにくいですね。それらを抜きにすれば、そんなに差は無いと思います。ふじポン:イメージ的に自然に分かれてる部分とかもありませんか?ホール接客は女性のイメージで力仕事は男性とか。波多野:私は受付のアルバイトやってるんですけど、受付係は女性というイメージが固まってると思います。男性が受付係をするのは珍しいなっていう先入観を自分の中で勝手に持ってしまっています。理事長:なるほど。もちろん女性にしかできないこと、男性にしかできないことっていうイメージはありますね。男性女性で特性があり、それを補い合い、「それって普通だよね」という基盤が出来上がるからこそ暮らしやすい社会が成り立つと私は思います。その左:鎌田 航平(岩手県立大学総合政策学部4年・盛岡市出身)中:波多野 仁美(岩手県立大学総合政策学部3年・新潟県新潟市出身)右:及川 巧(岩手県立大学総合政策学部3年・奥州市出身)ためには、みんなが無意識に当たり前だと思ってること、受付は女性がやるもの、力仕事は男性がやるというような先入観を無くしていくことが大事ですね。 それぞれの立場や身近なことでジェンダー平等な社会をつくるための理想があれば教えていただけますか。ふじポン:さっき理事長が言ったように、当たり前に個人の得意な部分や苦手な部分がどうしてもあると思います。性別関係なくみなさんに得意分野があって、そこをお互い補っていった時に、当たり前のように「ありがとう、助かったよ」って言えるようになることじゃないですか。鎌田:たとえば、女性が営業の仕事をしたいのに叶わない環境だったらそこを変えるべきです。及川:身近なところにある、慣習的に男性有利みたいになって根付いてしまっているものを変えないと、どうにもならないと自分は思っています。理事長:波多野さんは女性目線として、こういう社会になったら働きやすいなどありますか?波多野:元々女子短大に通ってたんですけど、女性でも発言したい子は、どんどん発言していました。私は手先が不器用なほうなんですけど、器用な子はそれを活かしていて。別に男性だか

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